後藤ひとりと同じギターが欲しいオタク向けの記事
↑本題から読めばだいたいわかる
とりあえず喜多ちゃんみたいに多弦ベースを買ってしまう前におさらいしましょう。
あと歪みはひずみと読みます。(この記事には関係ありません)
後藤ひとりが持ってるものは何?
エレキギターだよ。
エレキギターです。
エレクトリック・ギター(英: electric guitar)は、ピックアップを内蔵し、それによって弦の振動を電気信号に変換するギター[1]。通称・略称はエレキギターおよびエレキ。
エレクトリック・ギターは、その金属製の弦の振動をピックアップで(微弱な)電気信号に変えるギターであり、そのエレクトリック・ギター本体とアンプを、(電気信号を伝えるための)シールド・ケーブルで接続し、(信号を受け取った)アンプの側で電気信号を増幅し音を出す。アンプで音をひずませたり大音量の音を出したり、様々なエフェクターを用いて音質を多彩に変化させることが可能で、それらがエレクトリック・ギターの大きな特徴となっている。
「エレクトリック・ギター」 2022年10月17日 (月) 06:11 UTC『ウィキペディア日本語版』
一般にエレキギターの弦は6本なので、この説明を見れば弦の本数が同じ6弦ベースを買ってもギリ不思議じゃないかもしれない。
エレキギターの弦の支点(ブリッジ)と支点(ナット)の長さが600~650mm程度なのに対して、エレキベースの支点のの長さは800mm前後なので、何となく見れば普通は分かるんじゃないでしょうか。デカさの違いで。
いろんなエレキギター
エレキギターは色んな会社から色んなモデルが出てます。
Martin Taylor, CC BY-SA 2.0, ウィキメディア・コモンズ経由で
Massimo Barbieri, CC BY-SA 3.0, ウィキメディア・コモンズ経由で
User:Lightburst, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で
色んな会社からっつってんのに2社しかねーじゃねえか。
結局皆さんが探すべきなのは3つ目のギブソンのレスポールモデルの派生のやつなので、他のが気になったら各々ググってください。
後藤ひとりの持ってるギターはどれ?
ギブソン レスポールカスタムの黒
後藤ひとりさんが使っているギターは、ギブソン レスポールカスタム(LesPaul Custom)のエボニーブラック(Ebony Black)に非常に近いものになります。
Prokopenya Viktor, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
「カスタム」というのは要するに通常仕様じゃないいいやつだよ~ということらしいです。
1952年から生産され始めたレスポールモデルの上位機種にあたり、使っている木材がより良いやつだったりしたようですが、なんといっても黒いボディに金パーツという派手さが分かりやすくていいですよね。
ギブソン レスポールカスタムの黒じゃない(は?)
さて、前述したように後藤ひとりの使っているギターはこのレスポールカスタムモデルに近いものです。
ぼっちちゃんのギターってレスポール・カスタムじゃなくてレスポール・スタンダードのカスタム仕様っぽいですね pic.twitter.com/vCmQGi6rMW
— こいち (@koichizikan) 2022年11月2日
ちょこちょこRTされるので修正しておきます……! pic.twitter.com/h1NiFf44Xv
— こいち (@koichizikan) 2022年12月17日
こいちさんはジャンクのギターをいじり倒したりデジマートで連載してたりする凄い人。
要するに、レスポールスタンダードというモデルの黒いやつのパーツを変えたり色々しないと本当に後藤ひとりの使っているギターと全く同じ仕様にはならないよということなのですが、こいちさんはこの後のツイートでこう仰ってます。
ヘッドロゴも怪しいし、本当はギブソンが欲しかったお父さんが国産コピーモデルを大改造したと思うとドラマがある
— こいち (@koichizikan) 2022年11月2日
適当なことを有識者っぽい雰囲気で呟いただけです。信じないでください!
— こいち (@koichizikan) 2022年11月29日
大方、レスポールSTDの3Dモデル(無色)を手に入れて、制作スタッフが写真を見ながら(実物が手元にないまま)カスタム風に色を塗ったらこうなっただけかと。ファンは気にせずカスタム買いましょう。
ファンは気にせずカスタム買いましょう。←結論
ちなみに原作で音楽監修をされてるInstantさんは引用リツイートでこう仰ってます。
こいちさんがギターマン向けに描いてくれた 設定渡してる時点で現実に存在してるモデルからズラしてる。(存在しないハズ...)原作ではパシフィカも同様。なんでズレてるかとか ぼパパが何に憧れてたのかとかは各々の解釈でよろ‼️ https://t.co/bPhFPea7RU
— Instant (@ioArthus) 2022年11月3日
夢が広がりんぐ。
本題:レスポールカスタムの黒いやつ買おう
後藤ひとりと同じギターを買うならギブソンのレスポールカスタムで決まり!とっとと注文しましょう。
メーカーの公式サイトによるとこういうものがあるようです。
これなんかそれっぽいですね。
早速注文だ~。
たっけ~~~~~~~。
高すぎ。
調べてみると中古で50万円台、新品で80万円代くらいのようです。
けいおんの劇中で出てきたレスポールですら当時25万だぞ。それでも高いけど。
安いのを探しましょう。(たっけ~の買える人は買ってください)
廉価版とかコピーモデルを探そう
エレキギターの世界あるある 見た目おんなじギターが別の会社から出がち。
レスポールカスタムも色んな廉価版/コピーモデルがあります。
Epiphone
まず本家本元ギブソン社傘下のブランドであるエピフォン(Epiphone)
大きな違いとしては、本体先端のヘッドと呼ばれる部位の形とロゴが異なります。
本家本元直系家系ラーメンだけあって、細部のデザインはほとんどギブソンと変わりません。
ただし、記事執筆時点(2023年1月中旬)ではほとんどの販売店で売り切れになっています。
エピフォンのレスポールカスタムが欲しいのであれば、予約を入れておくか中古を探すしかなさそうです。
日本国内の楽器を製造・販売している会社は、自社のオリジナル要素の強い製品ブランドと区別するために、ほとんどがコピーモデル用のブランドを持っています。
Burny
例えば、バーニー(Burny)というブランド。
ページの真ん中あたりに記載がありますが、バーニーでは「RLC-60 BL」という名前で販売されています。レスポールという名前で検索しても恐らく引っかからないのではないでしょうか。
見てわかる大きな違いは、ヘッドのロゴとその下のインレイと呼ばれる装飾の形です。
昔販売されたものであれば同じインレイのものもあるのかもしれません。
後藤ひとり役の青山吉能さんがギターを練習しまくる企画「ギターヒーローへの道」で先生をされている安谷屋さんはバーニーのレスポールを愛用されています。
Blitz
ブリッツ(Blitz)というブランドではもう少しわかりやすいモデル名になっています。
BlitzのLesPaulのCustomのBlackということですかね。
こちらもロゴとインレイが分かりやすく違いますね。
BUSKER'S
バスカーズ(BUSKER'S)は島村楽器のオリジナルブランド
ロゴとインレイ以外の前出3機種との大きな違いとして、ネックジョイントがセットネックではなくボルトオンになっています。
違うと何が変わるのかについては、おとうさんおかあさんやまわりのおとなのひとにきいてみてね。
GrassRoots
GrassRoots(グラスルーツ)はESPのオリジナルブランド
これも分かりやすい型番G-LP-60C。
GrassRootsのLesPaulのCustomで、60は恐らく定価でしょう。(6万円くらい?)
こちらはセットネック仕様。
頑張って買おう
調べてみたら結構色んな廉価版があって選択肢があっていいな~と思いました。
直系のエピフォンが売り切れてるということは、次に売り切れるのはこいつらなのかもしれない。ほしい人は頑張ってください。